(1)植物廃材リサイクル推進事業
仙台市内の街路樹や公園樹の剪定作業の際に発生する剪定枝や伐採木を有効活用するためにウッドチップに加工し、雑草抑制材として植栽地へのマルチングやたい肥化に加工、また、バイオマス燃料として有効活用を図っており、リサイクル事業を推進しています。また、仙台市が行う雑草防止の社会実験に参画し、チップの有効活用を検討しています。
(2)「杜の都づくり植木市」への支援
民有地の緑化の推進及び緑化啓発を目的に、「杜の都づくり植木市」を仙台市と共催で毎年4月に開催しています。植木市の実行委員長は、当組合の理事長が務めており、仙台市の進める「百年の杜づくり事業」の推進に協力しています。
(3)官公需共同受注事業
官公需適格組合とは、官公需の受注に対して特に意欲的であり、かつ受注した契約は、十分に責任をもって履行できる経営基盤が整備されている組合であることを中小企業庁(経済産業局)が証明する制度です。
この証明を宮城県造園芸協同組合が令和4年6月30日(木)に東北経済産業局長から受けました。これにより、当組合は下記の造園工事及び公園・緑地・街路樹などの維持管理業務について、共同受注できるよう取り組んでまいります。
(4)第40回全国都市緑化仙台フェアへの支援
令和5年4月26日から6月18日までの54日間、青葉山公園をメイン会場として、第40回全国都市緑化仙台フェアが開催されます。仙台市で開催されるのは、平成元年度に七北田公園で開催されてから2回目ですが、今度のフェアでは「杜の都から始まる未来、みどりを舞台に人が輝く」をテーマとして、次世代へと続く新たな「百年の杜づくり」、みどりと親しむ生活と新たな交流の創出を目指し、震災から復興した杜の都仙台を全国に発信する催しです。
当組合は、緑化フェアで使用される植物の生産供給、植栽管理を受け持つ共同企業体で構成する協議会の代表として、また、会場整備に関わるなど重要な役割を担っています。
メイン会場(青葉山公園ほか)
まちなか会場(定禅寺通りほか)
(5)その他組合事業
①共同購買事業
事業では、組合員の取り扱う資機材の各種製品を斡旋しています。
・杜のめぐみ
・剪定ばさみ他
②工事等斡旋事業
植物廃材リサイクル事業の社会実験及び守屋運輸(株)との「覚書」に基づき、組合は
仙台市が発注する街路樹剪定枝等のチップ加工処理を同社に依頼するよう斡旋します。また、仙台市以外の事業でも同社に依頼するよう斡旋しています。
③教育情報提供事業
組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上並びに組合事業に関する知識の普及を図るため「研修会」などの事業を行っています。
④杜の都づくり植木市支援事業
毎年月に開催される杜の都づくり植木市協賛会が開催する植木市の支援を行っています。